多摩地域ニュースまとめ2026年1月後半号

多摩

高市総理大臣は、1月23日の通常国会冒頭に衆議院を解散することを表明しました。これに伴い、衆議院選挙は27日に公示、2月8日に投開票というスケジュールで実施されます。

今回の解散から投開票までの期間はわずか16日間であり、戦後最短の「超短期決戦」となります。また、2月に衆院選が行われるのは1990年以来36年ぶりです。前回の衆院選(2024年10月27日)からの衆議院議員の在職日数は454日となり、現行憲法下では3番目に短い記録となりました。

今回の選挙で注意を要するのが「最高裁判所裁判官国民審査」の投票期間です。衆院選の期日前投票は公示翌日の1月28日から始まりましたが、国民審査の期日前投票は2月1日からしか行えません。そのため、1月中に期日前投票を済ませた有権者は、国民審査を行うためにもう一度投票所を訪れる必要があります。

これは関連法の規定によるものです。公職選挙法では、衆院選の期日前投票を「公示の翌日から」と定めている一方、国民審査法では「原則として衆院選と同時」としつつも、公示が解散から4日以内に行われる場合は「投票日の7日前から」とする例外規定を設けています。2016年の国民審査法改正後、この例外規定が適用されるのは今回が初めてのケースです。

かつてない超短期決戦となる今回の衆院選。日本の未来を左右する重要な審判の日が、間近に迫っています。

それでは今回も多摩地域のニュースを見ていきます。

東京都の水道基本料金 今夏も4カ月無償化

東京都の水道基本料金 今夏も4カ月無償化 新年度予算案に計上

東京都は15日、昨夏に続いて今年夏の4カ月間、一般家庭向け水道基本料金を無償化すると発表した。使用量によって加算される「従量料金」はかかる。都の水道局が供給していない13市町村には基本料金収入の相当額として9億円を交付する。

都は昨夏、水道光熱費の負担軽減でエアコン使用を促し、熱中症を防ぐため4カ月分の基本料金を無償にした。

東京アプリ生活応援事業を令和8年2月2日から令和9年4月1日まで実施

東京アプリ生活応援事業を令和8年2月2日から令和9年4月1日まで実施 事業開始直後は混雑が見込まれるため、つながりやすい時期をお知らせします

東京アプリを活用し、マイナンバーカードによる本人確認を行った方に迅速かつ効率的に東京ポイントをお届けする東京アプリ生活応援事業を令和8年2月2日から令和9年4月1日まで実施。東京ポイント(11,000pt)が付与されます。

映画のまち調布賞発表 「国宝」3冠

映画のまち調布賞発表 「国宝」3冠、名取裕子さん・友近さん来場も

1月20日、「第8回映画のまち調布賞」の受賞者を発表した。主に映画製作の現場を支える技術者や製作会社など「映画の作り手」に贈る同賞。授賞式は2月21日。

撮影賞:「正体」の川上智之さん
照明賞:「国宝」の中村裕樹さん
録音賞:「国宝」の白取貢さん
美術賞:「はたらく細胞」の三浦真澄さんと濱田千裕さん
編集賞:「国宝」の今井剛さん
特別賞:特殊メーク分野で日本の映像表現の発展に大きく貢献してきた江川悦子さん
作品賞:人気投票で最も多くの票を集めた「はたらく細胞」

以前「国宝」を鑑賞したので、少し感想を書いておく。歌舞伎の才能を持ちながらも歌舞伎役者の実子ではないために没落していく喜久雄と、実子でありながら実力で敗れる俊介との葛藤が描かれている。喜久雄が歌舞伎のために生涯を捧げ、日本一の歌舞伎役者を手に入れた姿には感動を覚えた。物語は二転三転し、3時間という長い時間にもかかわらず、最後までしっかりと楽しむことができた。

『ポケパーク カントー』内部を先行体験!

『ポケパーク カントー』内部を先行体験!ポケモンたちが暮らす森と街を速報レポ

『ポケパーク カントー』ポケモンフォレストを歩く!ポケモンたちが暮らす森を体験してきた

『ポケパーク カントー』カヤツリタウンのショップ&フードをレポ!たくさんのポケモンと出会える

『ポケパーク カントー』バトルコート&ポケモンだいすきショップレポ!ポケふた&GO連動も

いたるところにポケモンがいて、乗り物もあったり、さらには「ポケモン GO」との連動もしていたりと楽しそう。

にじさんじ所属VTuber町田ちま&黒井しばが「散歩の達人」とコラボ 多摩の魅力を発信する企画「たまにじ本音旅」開催決定

にじさんじ所属VTuber町田ちま&黒井しばが「散歩の達人」とコラボ 多摩の魅力を発信する企画「たまにじ本音旅」開催決定

『散歩の達人』は、にじさんじ所属のVTuber町田ちまさん、黒井しばさんとコラボし、多摩の8つのスポットをめぐるデジタル上のスタンプラリー「たまにじ本音旅」を開催。期間は2月1日(日)~28日(土)。

8つのスポットの内7か所(高尾山を除く)では、スタンプ取得後に、町田ちまさん、黒井しばさんがチェックインスポットの紹介&本音トークを行う、音声コンテンツが視聴可能となります。

①三鷹市立アニメーション美術館(三鷹市)
②深大寺(調布市)
③江戸東京たてもの園(小金井市)
④南町田グランベリーパーク(町田市)
⑤GREEN SPRINGS(立川市)
⑥福生ベースサイドストリート(福生市)
⑦桑都日本遺産センター 八王子博物館(八王子市)
⑧高尾山(八王子市)

多摩争論「午年シリーズ その壱」

はじめに

今年は午年(うまどし)ということで、本コラムでは不定期に「馬」にまつわる話題をお届けしていきます。初回となる今回は、日本と馬の関わり、そして「午」にまつわる風習や言い伝えについて紐解いていきましょう。

馬と日本人との歩み

日本に馬が伝来したのは、4世紀後半から5世紀(古墳時代中期)とされています。朝鮮半島から渡来人によってもたらされた当初、馬は権力者のステータスシンボルや祭祀用として扱われていました。

しかし、時代とともに軍事、農耕、輸送に欠かせない存在へと変わっていきます。この時に伝わった蒙古系の馬が、現在の日本在来馬(木曽馬や野間馬など)のルーツです。

時代とともに変わる役割

  • 奈良・平安時代(8世紀~12世紀): 宮廷行事や神社の祭礼として「競べ馬(くらべうま)」が行われるようになりました。京都の上賀茂神社では、11世紀以来その様式と伝統を今に伝え、毎年5月に競馬(くらべうま)が開催されています。また、地方で馬を管理・飼育していた層が武装し、後の「武士」へと発展しました。
  • 鎌倉・戦国時代(12世紀~16世紀): 武士にとって馬は生死を分かつ相棒であり、流鏑馬(やぶさめ)や犬追物(いぬおうもの)といった馬術の訓練が盛んに行われました。
  • 江戸時代(17世紀~19世紀): 街道の整備に伴い、荷物輸送を担う「伝馬(てんま)」制度が確立。農村にも農耕馬が普及し、人々の生活に密着した存在となりました。社会の安定とともに、馬の役割は軍事用から産業用へと大きく広がった時代です。
  • 明治~昭和初期(19世紀末~20世紀前半): 国力増強のため、小型な在来馬から大型の西洋種(サラブレッド等)への品種改良が国策として進められました。

現代では機械化により「働く馬」の姿は激減しましたが、現在は競馬や乗馬などのスポーツ・レジャーが中心となっています。また、伝統行事(相馬野馬追など)の継承や、ホースセラピーといった癒やしのパートナーとしての役割も改めて注目されています。

万葉集にみる「多摩の横山」と馬

『万葉集』は、7世紀後半から8世紀後半にかけて編纂された日本最古の歌集です。その中には、多摩地域を詠んだ有名な一首があります。

赤駒を 山野にはがし 捕りかにて 多摩の横山 徒歩ゆか遣らむ
(現代語訳:飼っている赤駒を山野に放してしまい、捕まえられなくて、夫を多摩の横山から徒歩で行かせてしまうことになるのだろうか)

「赤駒(あかごま)」とは、赤褐色の毛色をした馬のことです。この歌は、防人(さきもり)として筑紫国(現在の福岡県付近)へ向かう夫を送り出す、武蔵国豊島郡の宇遅部黒女(うぢべのくろめ)が詠んだものです。当時の豊島郡は現在の東京23区の北半分にあたり、「多摩の横山」は現在の多摩丘陵を指します。

「横山」とは、起伏の少ない山が横に長く連なっている地形を形容しており、主に北側から多摩丘陵を見た姿を指しています。武蔵国の防人たちは一度、国府(現在の府中市)に集められた後、相模国へと南下して筑紫を目指しました。

彼らにとって多摩の横山は、故郷を離れ、先行きの見えぬ彼方へと踏み出す最初の境界線だったのです。馬が極めて貴重だった当時、険しい山道を徒歩で越えなければならない夫を案じる妻の深い情愛が伝わってきます。

五穀豊穣を願う「初午」

2月の最初の午の日、全国各地の稲荷神社で行われる祭事を「初午祭(はつうまさい)」と呼びます。これは、京都・伏見稲荷大社の御祭神である宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)が、和銅4年(711年)2月の初午の日に稲荷山へ降臨されたことに由来します。「稲荷」とは「稲成り(いねなり)」を意味し、五穀を司る農業の神様として崇められてきました。

多摩地域では、西東京市の東伏見稲荷神社が有名であり、初午祭は同神社で最も盛大な行事です。

また、私の地元である日の出町でも、一部の地区で現在も初午の行事が受け継がれています。かつては朝から大鍋で「けんちん汁」や「お煮しめ」を作り、大変な賑わいを見せていたようです。現在も、子どもたちが家々のお稲荷さんに手作りの旗を納め、お菓子をもらう風習が残っており、往時の面影を今に伝えています。

ちなみに、今年の初午は2月1日(日)です。

丙午(ひのえうま)の迷信と歴史

丙午とは、十干の「丙」と十二支の「午」が重なる年を指します。2026年はこの丙午にあたります。「丙」も「午」も火の性質を持つため、古くから火災との関連が語られてきました。

「丙午生まれの女性は気性が荒い」という迷信は、江戸時代の「八百屋お七」の事件に端を発しています。火災で避難した際に恋に落ちたお七が、「火事になればまた愛する人に会える」と思い詰め、放火事件を起こして処刑された悲劇です。後の創作物において、お七が「1666年(丙午)生まれ」と設定されたことから、火災の迷信と結びつき、「丙午の女性は男を滅ぼす」という根拠のない言い伝えが広まってしまいました。

この迷信の影響は大きく、1906年(明治39年)や1966年(昭和41年)の丙午の年には、出生率が顕著に低下しました。東京都の統計では、1966年の出生数は前年比で21.3%も減少しています。

しかし、科学的根拠のない迷信への理解が進んだ現在、「令和の丙午」において同様の現象が繰り返される可能性は低いと考えられています。

おわりに

私たちの住む多摩の地にも、万葉の歌や初午の風習など、馬にまつわる豊かな歴史が今も息づいています。時代の変化とともに馬の役割は変わりましたが、彼らが運んできた文化や人々の願いは、形を変えて現代の私たちに受け継がれています。歴史を知ることで、いつもの景色も少し違って見えるかもしれません。

2026年の「丙午」が、迷信を塗り替えるような明るい話題に満ちた年となるよう、馬のように力強く、軽やかに困難を飛び越えていく飛躍の年と捉えたいものです。

不定期となる「午年シリーズ」ですが、次回の更新もどうぞお楽しみに。

2月以降のイベント・ピックアップ

節分

2月3日(火)

高尾山節分会追儺式@高尾山薬王院
豆まき式:7時30分/9時00分/10時30分/12時00分/13時30分/14時30分
ゲストは、原田悠里さん、山口ひろみさん、北山たけしさん、大江裕さん、パク・ユチョンさん、高橋みなみさんなど。

節分会豆まき式@深大寺
豆まき時間:11時半頃/13時半頃/15時半頃
ゲストは、俳優の迫田孝也さん、森カンナさん、歌舞伎俳優の中村鷹之資さん、力士の玉鷲関、玉正鳳関など。

節分豆撒式@高幡不動
豆まき式:10時/11時/13時/15時/16時
ゲストは、菊川玲さん、つのだ☆ひろさん、寺泉憲さん、大和田伸也さんなど。

節分祭@大國魂神社
豆まき式:午後2時/午後4時/午後6時
ゲストは、俳優の近藤頌利さん、武蔵国府中大使の「純烈」メンバー、俳優で歌手の菊池桃子さん、府中出身の中倉彰子さん・宏美さん(棋士)と高木ちえ美さん(歌手)、力士の高安関と立行司の木村庄之助さん。

映画のまち調布 シネマフェスティバル2026

映画のまち調布 シネマフェスティバル2026

2月6日(金)-3月1日(日)
調布市文化会館たづくり、調布市グリーンホール、イオンシネマ シアタス調布 ほか

第58回 青梅マラソン

第58回 青梅マラソン

2/15(日)
30kmの部11:30-15:30
10kmの部9:30-10:50
スペシャルスターターは、東京オリンピック卓球金メダリストの水谷準さん

渓流釣り解禁

3月上旬より順次解禁

編集後記

衆院選の投票日は2月8日ですが、翌週の15日には町田市長選挙と町田市議会議員選挙、さらに日野市議会議員選挙の投票日が設定されています。

特に町田市では、石阪丈一市長が引退し、新たな市長が誕生するため、こちらも注目が集まります。それでは。

コメント