府中市郷土の森博物館に再び行ってきた。

府中市場から府中市郷土の森博物館に向かう途中に五藤光学研究所があった。府中市郷土の森博物館や多摩六都科学館はここのプラネタリウムを使っている。

雑田堀親水公園。

堀に沿って道が続く。水は枯れている。

そのまま府中市郷土の森公園につながっている。

気持ちの良い原っぱ。

池を望む清涼亭。

府中市郷土の森博物館へ。前回来たときも、あじさいまつりの時期だった。

旧府中尋常高等小学校校舎。中には昔の展示がある。2014年に座高も測らなくなったので、座高計も、もはや昔の産物である。

蔵の中に土壁の展示があった。下地と呼ばれる枠に土を塗って壁を作るが、土の種類により様々な違いが表れるようだ。



このガクアジサイが一番好き。アジサイは日本原産で、西洋に持ち込まれて品種改良されたものを逆輸入したものが西洋アジサイだとか。


以上アジサイ乱舞でした。

ティラノサウルスの模型も。過去に恐竜展を開催したこともあって、国立科学博物館からこの模型を譲り受けたそうだ。

がいどぶっく(500円)を購入。
常設展展示解説が毎日14時30分からあるということなので、今回は参加してみた。
高札場に掲示されてるものは常に新しいものが掲げられると思っていたが、同じものがずっと掲載されていたのか。ずっと掲示されて文字が薄くなってくるとその上から墨でなぞったらしい。実際に掲げられたものを見ると文字の部分だけが浮き出ているが、これは墨で書いた部分はそのまま残り、それ以外の部分は風雨で削られていったからだとか。
町の模型もあったがこれも改めて見るとすごい。天領や寺社領がわかりやすくなっていたりした。府中宿は日本橋から行きは通り過ぎるが、帰りには使われていたらしい。
府中本町駅の近くに武蔵国府跡があるが、以前はイトーヨーカドーの駐車場だったとか。解体したときに国司館跡や徳川家康の府中御殿跡といった遺跡が見つかり府中市が買い取ることに。そしてイトーヨーカドーは撤退し、今はラウンドワンとなっている。
関東ローム層は酸性土壌の影響で遺物は分解されるため残りにくいとか。
大國魂神社の神事で使われる瀧神社の湧水は一度枯れたことがあったが、雨水浸透ますを使うことで復活したとか。
などなど、知らなかったこと多数で解説を聞いて良かった。

プラネタリウムは「さそり座スペシャル」の生解説。さそり座が昇ってくるとオリオン座が沈んでいくという関係から、オリオンはサソリに刺されて殺されたという話が生まれた。
てんびん座は元々さそり座の一部だった。さそりのハサミの部分に見立てられていた。その頃の名残で、てんびん座を構成するα星とβ星にそれぞれ「南の爪」、「北の爪」という意味の名前が付けられている。
9月から改修工事が始まるらしくその間は休館するとか。期間は10ヶ月程度とのこと。園内は利用できる。
再び来ると新しい発見がある。それではまた。
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