多摩地域ニュースまとめ2026年2月後半号

多摩

2月9日、青梅でマイナス10.3℃を観測し、同地点における観測史上最低気温を記録しました。一方で、同月23日には25.1℃まで上昇しています。これは小笠原諸島などの島しょ部を除く東京都内において、2月としては観測史上初めての「夏日」となりました。

記録を塗り替えたのは気温だけではありません。各地で「30年に一度」と言われるほどの少雨に見舞われています。この記録的な少雨は、各地に深刻な影を落としています。

日野市を流れる浅川では、一部で流れが消失し、干上がった川底が露出する事態となっています。国土交通省によりますと、このように水の流れが途絶える「瀬切れ(せぎれ)」という現象が同地点で確認されたのは、1997年以来29年ぶりのことです。

また、農業への影響も懸念されています。同市内では、収穫期を迎えた作物のサイズが小さかったり、生育が大幅に遅れたりするなど、農家の方々も苦慮しているとのことです。

東京都水道局によると、奥多摩町にある小河内ダムの貯水量は1月26日時点で平成以降の過去最低値を下回り、その後も減少が続いています。2月28日現在の貯水率は37.2%です。

同局では、利根川や荒川水系など他系統の水源も活用しているため、現時点で給水への直接的な影響はないとしていますが、蛇口をこまめに閉めるなどの節水協力を呼びかけています。

それでは今回も多摩地域のニュースを見ていきます。

町田市長選挙

町田市長選挙 開票結果

当選氏名年齢現/新推薦経歴得票数得票率
稲垣 康治50自民医師44,61027.3
奥澤 高広43元都議1期36,72322.4
秋田 史津香45元市議1期31,98819.6
戸塚 正人45国民元市議5期28,64817.5
木目田 英男51元市議3期21,63313.2

選挙概要

石阪丈一市長(78)は年齢を理由に今期限りで退任することを公表。石阪市長や自民が応援する医師の稲垣氏に対し、元市議・元都議との戦いになった。

候補者が5人もいた割には結構いい戦いになったが、順当に稲垣氏が当選した。政党の応援があった戸塚氏が思ったほど伸びなかった一方で、完全無所属の秋田氏は結構伸びる結果となった。

候補者の詳細

稲垣氏は市内で医院を経営する。元市議と元都議の4人をやぶって初当選。医師としてコロナ禍を経験し、市民が安心して暮らせるまちにするために政治の道を志したとのこと。

多摩地域では政治・行政職経験がない市長はあまりいない。30市町村中19人が元議員、8人が元役所職員となっている。あとは一般社団法人、独立行政法人出身。町田市長は過去3代遡っても市議経験なしとなっている特殊な自治体。

奥澤氏は都民ファーストの元都議1期。前回も市長選に出たが得票率20.9%で落選。安心して子育てできるまちを第一に掲げた。森澤恭子・品川区長も応援に入った。長友貴樹調布市長も応援していた。

秋田氏は完全無所属。「待つ行政」から「出向く」行政へと行政改革を掲げた。存続の危機にあるという「町田リス園」を残すとした。

戸塚氏は教育子育て政策を第一に掲げた。国民民主の玉木代表や連合東京も応援に入った。

木目田氏は自民系だが主流派の会派ではなく別の自民推薦候補もいる中で出馬した。多摩都市モノレール延伸早期実現など市内環境の充実を掲げた。

町田市議会議員選挙

開票速報 町田市議会議員選挙

選挙前

自民(入院)、立民(都議選)、公明(都議選)、自民(市長選)、国民民主(市長選)、無所属(市長選)の6人が辞職。

公明2人、共産、自民、都民ファーストそれぞれ1人ずつの5人は出馬せず引退となった。

立候補

定数36に50人が立候補。

現職25人、元職2人(入院・手術の理由で辞職、前回落選)、新人23人(自民、公明2、立民、国民、都民、共産、参政、再生、無所属14)の戦い。

選挙結果

現職25人と元職2人全員が当選した。新人は9人(自民、公明2、立民、都民、共産、参政、無所属2)が当選。落選は新人(国民、再生、無所属12)の14人。

自民は市長選のため辞職した1人と引退した1人に代わって新人2人(公認と推薦)を擁立。推薦した1人が落選した。6議席獲得。

公明は引退2人と都議進出した1人に代わって、新人2人を擁立。擁立時点で前回より1人減ることに。全員当選し5議席獲得。

共産も引退した1人に代わって新人1人を擁立。4議席獲得。

立民は都議に進出した1人に代わって新人1人を擁立。全員当選し前回と同じく3議席獲得。

維新は現職の2人が当選。前回と同じく2議席獲得。

国民民主は前回無所属の元みんなと元民主の2人が今回は国民民主公認となっている。市長選に進出した1人に代わって新人1人を擁立。新人が落選し現職の2議席のみ。

生活者ネットワークは現職の1人が当選し1議席を守った。

都民ファーストは引退した1人に代わって新人1人を擁立。当選し前回と同じく1議席を守った。

参政が新たに1人擁立。3位で当選し初議席を獲得。

無所属は現職元職9人、新人2人が当選した。

再生も1人擁立したが落選した。

自民党は前回10人の公認がいたけど、今回は6人のみとなった。会派的には「まちだ市民クラブ」がトップかな?

日野市議会議員選挙

日野市議会議員選挙 投開票状況

選挙前

選挙前の会派構成としては自民4、公明4、共産4、みらい3(うち立民1)、無所属7(うち維新1、ネット1、都民ファースト1)の22人。

市長選で2人(自民と無所属)、都議選で1人(無所属)の3人が辞職・失職し、補欠選挙で1人(無所属)追加で欠員2。

立候補

定数24に37人が立候補。
現職:16人
元職:3人(市長選、都議選出馬のため辞職した無所属2人と、元都議の自民1人)
新人:自民、公明2、立民、国民2、参政、共産2、れいわ、都民、無所属5、諸派2の18人。

自民、無所属2の3人は辞職。現職の公明2、共産2、立民、無所属の6人が出馬せず引退となった。

選挙結果

現職は16人中14人が当選。自民と共産が1人ずつ落選した。元職3人は全員当選。新人は7人(国民、立民、都民、参政、公明、自民、共産)が当選。

落選は自民現職、公明新人、共産現職1・新人1、国民民主新人、れいわ新人、無・諸派7となった。

自民は市長選に出て辞職した1人に代わって元職1人と新人1人を擁立。現職が1人落選し5議席獲得。

公明は引退2人に新人2人擁立したが、票割りがうまくいかず新人1人が落選し3議席となった。

共産も引退2人に新人2人擁立したが、現職と新人が共倒れし2議席となった。

維新は現職が当選し1議席を守った。

立民は引退1人に新人1人擁立、当選し1議席を守った。

都民は現職1人が離脱し、新人1人擁立、当選し1議席獲得。

生活者ネットワークは現職が当選し1議席を守った。

国民民主が新人2人擁立、1人が当選し初議席を獲得。

参政も新人1人擁立し初議席を獲得。

れいわは1人擁立したが落選となった。

無所属は現職・元職の8議席。

何かと話題の池田としえ氏にはゆうこく連合の吉野敏明、川田龍平氏も応援に入った。吉澤茜氏には深田萌絵氏の応援も入った。

通行人を褒める活動を行っている「褒めますおじさん」は落選となった。

国民民主は公認1人と連合系2人(うち国民民主推薦1人)となっている。

公約にはデータセンターの規制や、多摩テック跡地の活用を上げる候補者もいた。

西東京バス 路線バス 2026年春季ダイヤ改正

路線バス 2026年春季ダイヤ改正について

西東京バスでは、2026年春季ダイヤ改正を4月1日(水)に実施いたします。

今改正では、「イオンモール八王子IC北(仮称)」の施設開業に先行し、八王子駅方面からアクセス可能な新規路線と、JR五日市線・武蔵引田駅北口ロータリー完成にあわせ、同駅を起終点とする新規路線の開設を行います。

70年前にダムに沈んだ「失われた村」、湖面に重ねて見るアプリ開発

70年前にダムに沈んだ「失われた村」、湖面に重ねて見るアプリ開発…地元の郷土芸能団体が無料で公開「思い次世代へ」

約70年前、大半の集落がダムの底に沈んだ東京の旧 小河内村の風景を、スマホなどを使って現在の湖面に重ねて見られるウェブアプリ「小河内タイムレンズ」が完成した。

地元の郷土芸能団体が、AR(拡張現実)技術を通じて無料で公開し、「失われた村」の記憶を伝える。

小河内タイムレンズ

PCからでもアクセス可能。ただし3Dモードは現地の奥多摩湖まで行ってスマホからアクセスしないと起動しないようだ。

イーアス高尾 都選管から表彰 投票所提供や啓発に貢献

イーアス高尾 都選管から表彰 投票所提供や啓発に貢献

「イーアス高尾」が1月14日、選挙への積極的な協力が評価され、東京都選挙管理委員会から表彰を受けた。

昨年6月執行の東京都議会議員選挙では、商業施設ならではの企画を実施。希望者へ発行される投票済証を館内の特定店舗で提示すると「ワンドリンク無料」や「10%割引」などの特典が受けられる「選挙割」を初めて行った。

武蔵野市が都広報コンクールで最優秀

ごみ収集の現実をまんがで表現 武蔵野市が都広報コンクールで最優秀

都の「広報コンクール」で、市として初めて最優秀賞を受賞した。受賞した「市報むさしの」10月1日号では、「ごみは捨ててからがスタート」をテーマに1面から3面を特集に割いた。特に2~3面は見開きでまんがを展開。

「令和7年度東京都広報コンクール」の入選作品について

広報紙部門:奨励賞には武蔵村山市
一枚写真部門:最優秀に武蔵野市、ニ席に多摩市、奨励賞に八王子市、武蔵野市、福生市
組み写真部門:ニ席に立川市、奨励賞に東大和市
映像部門:最優秀に羽村市、一席に武蔵野市、ニ席に稲城市、奨励賞に調布市

3月以降のイベント・ピックアップ

渓流釣り解禁

3月1日から順次解禁。

多摩川

奥多摩漁業協同組合

3月1日(日)正午解禁
やまめ・いわな:9月30日まで
にじます:12月31日まで

秋川・平井川

秋川漁業協同組合

上流3月1日(日)6時解禁
中流3月7日(土)正午解禁
下流3月14日(土)正午解禁
ヤマメ・マスは9月30日まで

成木川

奥多摩漁業協同組合

にじます・やまめ:3月22(日)正午解禁
あゆ釣り:6月1日(月)5時解禁

北浅川

恩方漁業協同組合

4月5日(日)6時ニジマス・ヤマメ解禁

峰谷川・小袖川・岫沢川

小河内漁業協同組合

3月1日(日)解禁
三沢橋より峰谷川渓流釣り場上流まで(ヤマメ・イワナ)
峰谷川渓流釣り場下流より河川終点まで(ヤマメ・ニジマス)

だるま市・厄除元三大師大祭

だるま市・厄除元三大師大祭

3月3日(火)-4日(水)@深大寺

多摩モノレール車両基地見学ツアー2026

多摩モノレール車両基地見学ツアー2026

3月14日(土)
【午前の部】10:00~11:30 【午後の部】14:00~15:30
@多摩モノレール車両基地

サクラスプリングフェスティバル2026

サクラスプリングフェスティバル2026

4月4日(土)

第50回日米友好祭

第50回日米友好祭

5月16日(土)-17日(日)@横田基地

編集後記

ようやく選挙ラッシュが終わりました。3月からは国・都・各市町村の来年度予算案が出揃うと思うのでそちらもチェックしていきます。それでは。

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