どうも、じゅじゅいちです。
劇場版艦これを立川の極爆で見てきました。
劇場版艦これはTV版の続きとして作られていて、TV版を見た方なら見逃せない内容になっています。
劇場版はTV版と比べて戦闘シーンが良く動くのでとても見ごたえがあります。特に序盤の三川艦隊の夜戦シーンがすごいです。妖精さんの描写、探照灯や照明弾の描写、主砲を構える際の音、そして天龍が刀で敵の弾丸を弾くなど、映像化としての見どころがいっぱいです。TV版では出てこなかった鳥海の戦闘シーンが見られて満足ですし、三川艦隊メンバー好きならここだけでも見る価値はあります。TV版では艦載機の発艦は弓と大鳳のボウガンだけでしたが、劇場版では龍驤の巻物からの発艦もあるのでそこも見逃せません。後半の総力戦となる戦闘シーンでは序盤ほどガッツリとは戦闘していませんが、夕立が大暴れするところや航空戦の艦載機VSタコヤキなどが良かったですね。
中盤のほのぼのパートでは天津風や時津風もセリフ付きで出てほっこりさせられました。あと大淀左利きなんですね。ゲームでもよく見たら左利きっぽく描かれているんですね。
気になるストーリーですが、艦これの設定に一歩踏み込んだものとなっています。TV版では吹雪が鎮守府に着任して実戦経験ゼロの状態から成長していくというお話でしたが、劇場版では艦娘とは何か、艦娘と深海棲艦との関係性は何かという点に触れています。TV版で扱いが軽かったように思えた如月の轟沈がここで生きてくるわけですね。
序盤で三川艦隊が轟沈したはずの如月を発見して今回の舞台であるショートランド泊地に連れ戻すわけですが徐々に深海棲艦化してしまいます。深海棲艦を倒して艦娘になるというのはゲームのイベントなどでもボスが浄化されて艦娘ドロップという演出がされているので察しましたが、艦娘が轟沈すると深海棲艦となるのは新たな発見でした。加賀さんも以前同様なことがあったようで、深海棲艦から戻ってくるには深海棲艦となった艦娘を轟沈させなければならないと衝撃の事実を突きつけられます。深海棲艦になると知って絶望する如月と、そんな如月を受け入れ支えたい睦月が今回の物語の中心でしょうか。
アイアンボトムサウンドの中心から声が聞こえる、深海棲艦もその中心に向かって集まっているということで最終的に総戦力で攻略に向かいます。吹雪は前の鎮守府で実戦経験がないというのはTV版で言っていましたが、実はその頃の記憶すら曖昧だということが明らかになります。吹雪だけが艤装に損傷を受けずにいたり、海から聞こえる声に反応したりと何か特別な理由があるようでしたが、実際に吹雪はアイアンボトムサウンドで沈んでいたのが原因で呼ばれていたようです。艦娘たちが思い半ばにして沈んで深海棲艦となって艦娘たちと戦いというループに陥っているようです。
最後は吹雪が闇の自分(深海棲艦?)を受け入れて、なんだかんだで(謎の力)一帯の海を赤から青に浄化させて深海棲艦を消滅させました。半分深海棲艦と化した如月も消えてしまいますが、深海棲艦となった如月と対決という展開にならなくて救われましたね。睦月との最後の別れ、そして再会に希望がありました。
TV版では軽く扱われた如月の轟沈や前の鎮守府で実戦経験のなかった吹雪などの伏線(?)を劇場版でよくここまでまとめたなという感じですね。
極爆上映も迫力ありますので、まだの方は立川にいらしてついでに僕と握手しましょう。
それではまたTV版2期でお会いしましょう。
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