東大和市にある豊鹿嶋神社に行ってきた。
社伝によると707年の創建。1466年の棟札があり古くから芋窪の鎮守として信仰されていた。かつては鹿島神社と称されていたようだが、明治になって現在の豊鹿嶋神社に改称された。「豊」の由来は諸説あるようだ。
旧郷社で祭神は武御加豆智命。

上北台駅から徒歩25分程度。芋窪街道を北に歩き、交差する青梅街道を西に歩くと石碑が見えてくる。石碑では「豊鹿島神社」となっている。

御神木の欅。手前が初代で、後ろには2代目となる欅がある。かつては暗くなるとオッポッポ(ふくろう)が飛んできて枝の上で眼を光らせていたらしく、手前にある像はその時のオッポッポを想像して製作されたとか。

結構広い境内。
神社本殿は東京都の有形文化財に指定されている。本殿は室町時代に建立されたもので、都内で現存する最古の神社本殿となっている。

境内から富士山が見えた。暗くしてみたが写真では分かりづらい。

神社の奥に進むと鹿島台遺跡がある。縄文時代の土器や住居跡が発見されている。

鹿島台遺跡の上にある「鹿島こども広場」。ただの広場。

さらに進むと「多摩湖自転車道 鹿島休憩場」がある。東屋があり、自由に休憩できる。案内には「豊鹿島宮 奥宮跡」と書かれており、かつては奥宮があったようだ。

鹿島橋。中路アーチ橋と言うのだろうか、趣のある橋である。

このまま多摩湖通りにつながっていて多摩湖まで歩いていける。
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