2014年秋アニメを見た感想(完結編)

どうも、お久しぶりです、じゅじゅいちです。

2014年秋アニメも全て最終回を迎えましたので感想を書いていこうと思います。今期完走は20本(うち来期も続くアニメが4本、分割など続編決定が2本)でした。

ランク分けの基準は大体こんな感じ。
Aランク・・・繰り返し見たい。
Bランク・・・面白かった。また一度くらいなら見返したい。
Cランク・・・まぁ、つまらなくはなかった。

という具合に分けていってAが3本、Bが14本(うちB+が5本)、Cが3本となりました。当初今期豊作だなと思っていたんですが、最終的に感じるのはそこそこといったところですかね。

<Aランク>

異能バトルは日常系のなかで
GA文庫のライトノベル。TRIGGER制作。

主人公の安藤は中二病だったが、所属している文芸部のメンバーとともに突如本当に中二的能力に目覚めてしまうところから始まるコメディ。

他のメンバーは時を止めたり、五つの属性を自在に操ったり、万物を創造したりとすごい能力なのに、主人公の安藤の能力は何の役にも立たない温い炎が出るだけとか面白い。2話では勘違いした会長に惚れられる展開でしたがこの工藤会長が可愛すぎました。最後に泣いてしまう会長がキュンとしちゃいますね。2話の人形をとられちゃう千冬ちゃん可愛かったし、鳩子の天然おっとりキャラクターも好き。鳩子みたいな天然おっとりキャラを演じるCV早見は最高ですね。7話の長い台詞もすごかった。鳩子が成績は良かったのは意外でした。

8話の前半は唐突な展開になったけど、結局鳩子の拉致が人違いというギャグに使われるのが面白かった。こういう構成が面白い。灯代の兄も店長との会話じゃなかったんだね。最終回では安藤の全く使えない異能ネクストステージで敵を倒す展開が面白かった。でもギロチン描写は今までの雰囲気を壊してショックでしたが。

安藤の異能に対して真剣に考えていて、それがかっこよく発揮されているのがいいんですよね。最後のバトルもそうだし、異能に目覚めたころルートオブオリジンで異能をもとに戻そうとしたときとか。キャラも作画も良かったし構成も面白かったし、今期一番かな。

SHIROBAKO
P.A.WORKSのオリジナルアニメ。
連続2クール。

高校のアニメ同好会のメンバーががいつか一緒にアニメを作ろうと約束。卒業後それぞれの分野での活躍を描く物語。

グラスリップ後のPAオリジナルアニメなのでどうなるかと思ったが面白かった。3話までは制作進行になった宮守にスポットがあたる。作画監督が倒れたり、監督のこだわりのせいで作画やり直しになってバタバタと動き回る羽目になるお話。アニメ制作でなくともモノをつくって納期に間に合わせる会社ならちょっと思い当たる節があるような物語ですね。最終的には担当した話が無事に完パケして良かったです。「以前監督したアニメの出来が悪くてネットで揶揄されたのでもうネットは見ない」とか呟くシーンとかあって面白かった。

監督を独房に入れてコンテを書かせる場面が面白かったですね。毎回納品できるかどうか、あと将来の夢などのドラマ展開があって面白く見られる。最終回の杉江さんが活躍する回も熱かった。2クール目も期待。

ヤマノススメ セカンドシーズン
Earth star comicsの漫画。エイトビット制作。2期目の2クール目。

2クール目に入る前に御嶽山の噴火があったので、御嶽山が描かれているEDが差し替わって1期の歌になってた。15話目はかえでさんの友達が故人だと思ってたら普通に生きててしかも同じ学校とかだまされましたね。18話目のあおいがバイトする回、この制服がめっちゃ可愛かったわ。これ日常系の萌えをやっていた方が面白い。3期も見たいな。

<B+ランク>

Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
TYPE-MOONから発売されたビジュアルノベル。ufotable制作。
分割2クールで2クール目は2015年4月から。

Fate/stay nightには3つのルートがあるらしく、1つ目が2006年にアニメ化されたもの、2つ目が今回の[Unlimited Blade Works]、3つ目が後日映画化されるもの。そしてその10年前の話が2011年と2012年に放送されたFate/Zero。スピンオフがプリズマ☆イリヤ。

0話、1話及び12話は1時間枠で放送された。作画がきれいで映画かと思うくらい手が込んでいる。戦闘シーンもものすごくかっこいい。Fateシリーズはスピンオフのイリヤしか見てないのでほぼ初見だが設定などが丁寧に描かれているので分かりやすいし面白い。それにしても通い妻(?)の桜が可愛すぎる。圧倒的ヒロインだよね。セイバーと士郎が一緒にいるところを目撃した桜ちゃんの慌て具合とか可愛かったですね。2話の最後でイリヤが出てくるが、敵役としてイリヤが出てくるのは新鮮だな。イリヤ「やっちゃえ、バーサーカー」(体を左右に揺らしながら)が可愛いですね。バーサーカーとの戦闘も緻密に描かれていて良かった。士郎が覚醒する場面も王道ながら熱いです。

2クールものだから丁寧なんだけど、ややまったり進行に感じる。もっとサーバントやマスター同士のやりとりとか戦闘シーンが見たかったな。そこは2クール目次第ですね。

グリザイアの果実
フロントウイングから発売された18禁恋愛アドベンチャーゲーム。エイトビット制作。
2015年4月に2期が決定した。

ワケありの主人公雄二が本人の希望でワケありの学校(女子生徒5人のみ)に転入してくる学園モノかな。そこにいる女子生徒もなにやらワケあり。

戦場ヶ原みたいにカッターで雄二を攻撃してくる由美子、エロイ天音、有能メイドの幸、子供のような蒔菜、そしてツンデレを演じるみちる様と個性的なヒロインたちが見ていて楽しい。好きなのはみちる。無理やりツンデレを演じているところとか、由美子がコケたときにみんなは見ていないフリをしていたのに、それに気づかずに笑ってしまったて由美子ににらまれるシーンが楽しかった。蒔菜も雄二に懐いていて「お兄ちゃん」って呼ぶとか、雄二の言葉遣いを真似しちゃうのも可愛い。あと「~のよさ」っていう語尾が面白い。天音もピッキングで雄二の部屋に侵入し、脱ぎ捨ててあったシャツの匂いをかいだり、ベッドで身悶えたりでエロイ。そのあとそれをネタに「男のベッドで身悶える~」とか歌まで作られちゃうあたり面白かったですね。毎回パンチラ描写があってサービス満点。いまのところ2話の天音のパンモロが一番ですけどね。3話の「おい貴様ら、ブルーシートは敷いているのか?」とか「睡眠の重要性」とか日常ギャグシーンが最高でした。

4話からは個人回。個人回はしょうがないけどかなり急ぎ足になって戸惑う。そしてシリアスになってますね。最後のほうの天音回はグロいし。最終回はオリジナル展開らしいですが、ヒロインが総出演していい回だったと思います。2期もすでに発表されているので見てみようと思います。

天体のメソッド
Studio 3Hz制作のオリジナルアニメ。

幼いころに住んでいた街に再び引っ越してくることになった乃々香。その街には7年前から現れた円盤が上空に浮かんでいた。再び幼いころの友達と再会するが・・・。

とにかく絵が可愛い。ロリかわ。それだけで見ていられる。ストーリーに関してはノエルが円盤に関係しているってことはある程度予想がついていたが、序盤の3話でその事実を告白するとは思わなかった。ただ最終回付近までノエルが円盤だってことがあまり重要視されずに、主に汐音との関係が描かれていましたが。

最後なぜか時間が巻き戻ったのと、汐音が急にデレたのが気になったかな。でもキャラの可愛さがあったので最後まで見られちゃいました。

失われた未来を求めて
TRUMPLEから発売された18禁恋愛アドベンチャーゲーム。feel.制作。

1話目の最後で幼馴染のヒロインが車に轢かれて死んだはずだが、時間が戻り(?)、謎の女の子ゆいが主人公の前に現れる。キャラデザは好きなんだけど2話目で作画が崩れてどうなるかと思ったが3話からはまた持ち直した。こういうアニメは作画大事なので評価マイナスですね。3話で愛理の過去を掘り下げて可愛いなと思った。愛理は髪をセットするときにアホ毛はなおさないんだな(笑)。6話の凪沙先輩好きなんで凪沙先輩回も良かったですね。

9話で急展開になってループ物であることが発覚。最終回はもう一押しあっても良かったですね。あっけなさすぎたのでせめてゆいとの再会があっても良かったかなと。

大図書館の羊飼い
オーガストから発売された18禁恋愛アドベンチャーゲーム。フッズエンタテインメント制作。

主人公の京太郎が未来を予知できる能力でヒロイン白崎を助ける。その白崎から「汐美ハッピープロジェクト」に誘われ参加するところから物語は始まる。

今期は最初からヒロインの乳を揉むアニメが多くて助かる。本筋はあるけれどハーレム部分が見所のアニメか。小太刀が巨乳でいいね。最終回もハッピーエンドにうまくまとまってて良かったかな。

<Bランク>

ガールフレンド(仮)
サイバーエージェントの「耳で萌える学園恋愛ゲーム」。SILVER LINK.制作。

女の子がたくさん出てきてキャッキャウフフするアニメ。作画がそれほど良くなくて、登場キャラも多く結局心実とクロエ以外覚えられなかったけど、まったり見られてそれなりに楽しめたかな。一番面白かったのは5話の紅茶を入れる以外は無能の生徒会長がむちゃくちゃやるところ。これくらいぶっ飛んでると面白い。

憑物語
講談社BOXのライトノベル。シャフト制作。

全四話。余接の物語。月火とお風呂入るのが良かった。

デンキ街の本屋さん
MFコミックスの漫画。シンエイ動画制作。

電気街にある漫画屋さんで働く個性的な店員のコメディ。非オタのひおたんがカントクからいじられて、そのお返しをしようと後輩の海雄をいじり返そうとするが失敗して照れるひおたん可愛い。ヒロインのひおたんと海雄のカップルかと思ったら違う感じなんですね。ひおたんが「エロ本大好き人間なんですか?」とか聞いちゃうところとか面白い。

特に後半回は単発ギャグ回が多かったのでそこそこという感じかな。

甘城ブリリアントパーク
富士見ファンタジア文庫のライトノベル。京都アニメーション制作。

主人公・可児江に甘城ブリリアントパークの支配人になるようにお願いする支配人代行の千斗いすず。赤字続きの甘城ブリリアントパークが閉演に追い込まれるとそこで働いている魔法の国の住人が生きる力を失ってしまうとか。なんだかんだで可児江が支配人になり、甘ブリを立て直すお話。

作画がいいし一話完結で見やすいけどありきたりな展開なので目新しさはない。エレメンタリオの4人は可愛かったので良かったです。最終回の13話は円盤特典映像な感じで完全に蛇足。

寄生獣 セイの格率
アフタヌーンKCの漫画。マッドハウス制作。
連続2クール。

突如現れた謎の生命体に右手を乗っ取られた主人公の泉新一。そして他の寄生獣に襲われる羽目になって戦うお話。

グロ系なので敬遠していた部分もあるが、ただのバトルものではないので楽しめた。8話から寄生獣が全身に散らばって雰囲気変わる演出が良かった。人間と寄生獣の間で葛藤するところやミギー自体の可愛さが見どころかな。

結城友奈は勇者である
Studio五組制作のオリジナルアニメ。

「大赦」から選ばれた勇者部のメンバーが変身してバーテックスと呼ばれる敵と戦うお話。PV見たときは普通の部活モノ日常系かと思ったが、突如戦闘が始まって変身して戦うとか驚かされた。アプリで変身して戦うとか新しいなと思った。戦闘中にスマホで会話するとか緊張感のなさがあったり、敵の倒し方がゲームっぽかったりといろいろと突っ込みどころはありますが戦闘シーンはそれなりに面白いです。

最初の数話はどこかで見たような話だなと思ったが、4話で死亡フラグたてまくりだったのを5話で普通にあっさり満開までして残り全部のバーテックスを倒すとか予想外の展開。ただ最終回がハッピーエンドなんだけど、そこにいたるまでの流れとかけ離れすぎていたので素直に良かったとは思えませんでしたね。視聴者を裏切ってやろうと思ったのか知りませんが、物語的に展開が雑だったかなと。

四月は君の嘘
講談社コミックスの漫画。A-1 Pictures制作。
連続2クール。

かつて天才ピアニストだった主人公だが、中学生の今ではあることがきっかけでピアノが弾けなくなっていた。そんな主人公だったがバイオリニストの宮園かをりにピアノの伴奏を任されることになる。

かをりと出会うことでトラウマを克服しようとしてピアノを再会する主人公というストレートな展開なので面白い。しかし、ありきたりすぎるので2クール目は見ないかな。

妖怪ウォッチ
レベルファイブから発売されたRPG。OLM TEAM INOUE制作。4クール目。

さてすでに4クール目に突入しているわけですが、まだ相変わらず楽しませてくれてます。新たに始まった「孤高のグルメ」をパロった給食シリーズが楽しいですね。38話の遠足のお菓子は制限内の値段に抑えるために工夫を凝らすところとか面白いです。最近ではパクリネタが多すぎて39話が放送休止になってしまいました(ピンクレディーのUFOが引っかかったのか?)。47話のウィスパー過去回もこのためだけのOPが用意されていて豪華でした。

selector spread WIXOSS
タカラトミーから発売されたトレーディングカードゲームを題材にしたオリジナルアニメ。J.C.STAFF制作。
2期目。OP/EDも変更。

るう子のルリグが伊緒奈に、ウリスが伊緒奈の代わりになるところから始まる。アキラが今までどおりのゲスっぽいキャラと、アキラッキーからアキラブリーになるなど、ウリスに対してヤンデレ百合要素追加されてますますいいキャラになりましたね。3話でウリスのルリグがタマになり、相変わらずのWIXOSSらしいダークな感じが面白いです。

最終的には全部元通りになるハッピーエンドになったので良かったなと思えましたね。

<Cランク>

トリニティセブン
ドラゴンコミックスエイジの漫画。セブン・アークス・ピクチャーズ制作。

崩壊現象によって行方不明になってしまった従姉妹の聖を助けるため魔法学園に入学。そこでトリニティセブンと呼ばれる7人の魔道士に出会い聖を救うために尽力する。

ラッキースケベ、おしょん、全裸、水着など徹頭徹尾エロだけのアニメなので後半飽きてきたがまぁそれも良かった。7つの大罪を基にしているならにもう少しキャラクターにも個性を反映して欲しかったかなと。

魔弾の王と戦姫
MF文庫Jのライトノベル。サテライト制作。

「星刻の竜騎士」、「精霊使いの剣舞」に続くMF文庫Jのアニメ化。前の2作より戦闘シーンが多めだが、1話で裸で水浴びするヒロインに偶然遭遇するとか基本は押さえてあり安心できる。

全体的にダイジェスト感があったのでそんなにストーリーに引き込まれなかったが、エロがところどころに入っていたところは良かったですね。

PSYCHO-PASS サイコパス 2
オリジナルアニメ。タツノコプロ制作。2期目。
劇場版は1月から公開。

宜野座が執行官に降格し、新たに監視官として霜月が、執行官として東金と雛川が加わる。今回は犯罪係数を下げることができる鹿矛囲が新たな敵。

2期目はグロさが気になったな、4話とかひどかったし。あと霜月監視官が無能すぎてイラっときた。期待していたものとは違った感じです。

<今期好きなキャラ>

櫛川 鳩子(異能)
工藤 美玲(異能)
姫木 千冬(異能)
雪村あおい(ヤマノススメ)
間桐 桜(fate)
松嶋 みちる(グリザイア)
入巣 蒔菜(グリザイア)
華宮 凪沙(われめて)
小太刀 凪(羊飼い)

それではまた2015冬アニメでお会いしましょう。

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