比例代表の東京都分を見ていきます。
都合上、島しょ部は省略します。基本的に多摩地域について触れています。
全国と東京都の比較
全国と東京都の比例代表の比較です。
政党 | 東京都の順位 | 全国との順位差 | 東京都の得票率 | 全国との得票率差 |
---|---|---|---|---|
自民 | 1 | 0 | 17.7 | -4.0 |
国民 | 2 | 0 | 15.4 | +2.5 |
立民 | 3 | +1 | 11.7 | -0.8 |
参政 | 4 | -1 | 11.3 | -1.2 |
公明 | 5 | 0 | 7.7 | -1.1 |
共産 | 6 | +3 | 6.4 | +1.6 |
みらい | 7 | +3 | 6.2 | +3.6 |
保守 | 8 | 0 | 6.1 | +1.1 |
維新 | 9 | -3 | 5.6 | -1.8 |
れいわ | 10 | -3 | 5.3 | -1.2 |
社民 | 11 | 0 | 2.4 | +0.3 |
再生 | 12 | +1 | 1.6 | +0.7 |
N党 | 13 | -1 | 1.2 | 0.0 |
誠真 | 14 | 0 | 0.6 | +0.1 |
無連 | 15 | 0 | 0.6 | +0.1 |
改革 | 16 | 0 | 0.1 | 0.0 |
自民と国民の順位は全国と変わらないが、東京では自民がより低く、国民がより高くなっていて差が少なくなっている。
東京では立民が参政を上回っている。参政は西日本でより多くの支持を得ているようだ。維新も同様。
公明、保守、社民は全国と順位が同じ。公明は東京でやや得票率少なくなっているが、保守と社民はやや多い。
共産は東京では強い。そのせいか、れいわが低くなっていて順位が逆転している。共産よりれいわの方が低いのは東京と京都と高知だけとなっている。
チームみらいや再生の道は党首が都知事選に出たことにより東京では全国より高くなっている。
自由民主党

西多摩と都心3区で得票率が高い。

比例はほぼ自民が1位。青いところは国民が1位。
国民民主党

23区で強い。

西多摩では立民の方が上回るところが多い。さらに町村では公明の方が上回り、さらに瑞穂町、日の出町、奥多摩町では参政党のほうが上回っている。
ほかに武蔵野市、小平市、多摩市、八王子市では立民が国民よりも上回っている。
立憲民主党

国民と比較すると多摩地域で高めとなっている。

立民が5位のところはだいたい公明が上回っている。千代田区と中央区に関してはチームみらいが上回っている。
参政党

さやさん個人とほぼ同じ分布。

瑞穂町は自公が強いし、参政も強い。保守系が強い町。
公明党

川村さんの分布とほぼ同じ。

都心でも創価学会本部のある新宿区だけやや高いのが特徴。
日本共産党

吉良さんの分布とほぼ同じ。

立民もそうだが、23区の東側は低くなっている。リベラルが弱いエリア。
チームみらい

23区が高く、西に行くほど低くなる。新規政党はだいたいこういう分布になる。

千代田区、中央区、文京区で4位になっているのが特徴。候補者に東大卒が多いので文京区はその影響もあるのか?
日本保守党

参政党が多摩地域にも浸透していることから、保守の分布というよりも新規政党特有の分布なのだろう。

瑞穂町はやはり保守がやや強い傾向にあるのだろう。
日本維新の会

3年前と分布はほとんど一緒。得票は大きく減らしているが。

多摩地域の中でも稲城市がやや高い。ここは共産が低いことも関係あるのだろうか。
れいわ新選組

西多摩で割と得票率が高いのは去年の衆院選でれいわの候補者がいたこともあるのだろうか。

多摩地域寄り。23区は足立区以外は保守党の方が上回っている。
社会民主党

北多摩で高い。やはり23区の東では低い。

青梅市、奥多摩町、檜原村ではチームみらいが11位。
日本共産党とれいわ新選組の得票率の差

青が濃いほど共産が強い区市町村。郊外ではれいわの方が高い傾向があるのかなと。
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