お久しぶりです。どうも、じゅじゅいちです。劇場版まどマギを見てきました。
まどマギは以前TV放送していて話題になってたので、いつか見てみたいなと思っていました。そしたら今回の映画化にあたってニコ生でTV版が一挙放送していたので見てみることに。最初はTV版のまどマギから書きます。
可愛いキャラクターなので萌えアニメな感じかなと思っていましたが、ストーリーはビターな感じで見た目と内容にギャップがありましたね。物語の前半は話題になるほど面白いとは思いませんでしたが、後半になってからは、ほむらがなぜこのような言動をとっていたのか、魔法少女とは何かということが明かされるにつれてストーリーに引きこまれていきました。
ほむらが絶望的な状況の中に陥ってしまって進むことも戻ることもできなくなってしまう中で、まどかが自分を犠牲にしてでも全ての魔法少女を救うためにこの世界を作り替えると決断したところが見ごたえありましたね。とは言え結局ほむらからすればまどかを助けることも、今後一緒にいることもできなくなってしまう結末でしたが。
そして今回の劇場版につながります。
TV版では見られなかったシーンが盛りだくさんでした。まどか、ほむら、マミ、さやか、杏子の5人が力を合わせて戦う夢のようなバトルシーン、さらにちゃんとした変身シーンもあって心躍りましたね。あとTV版では険悪な仲だったさやかと杏子もキャッキャウフフしているし。何と言ってもマミパイおっきい!ってのが最大の見所ですね(?)。TV版でマミさんは3話で出番終了してしまいましたからね。かなり強調されていたように見えました。嬉しいですね。
しかし、なぜ敵が魔獣ではなくナイトメアなのか?なぜまどかやさやかが一緒に戦っているのか?という疑問が残ります。
物語が進むにつれてほむらが違和感を感じて調べ始めます。改変前の魔女だったお菓子の魔女のシャルロッテが怪しいと睨んで問いただすわけですが、それをきっかけにマミさんと戦うことになります。ほぼ互角の壮絶なバトルシーンが続いて手に汗握る展開でしたね。最終的には訳知りのさやかに助けてもらいますが。結局これはほむらの結界の中で創りだした世界ということが明らかになります。
実はほむらの結界に閉じ込めることにキュゥべえが関わっていたのです。キュゥべえがもっと大きなエネルギーを手に入れるために円環の理を観察してまどかを制御しようとしていたんですね。新しい世界ではキュゥべえとも友好関係にあると思われましたが、キュゥべえは相変わらず怖い存在ですね。
その後は魔法少女たちの活躍により、キュゥべえを振りきってほむらが無事に円環の理に導かれて幕引きかなと思われましたが……。
ここでやっちゃいました!ほむらは円環の理からまどかの人格を切り離して世界を作り替えて、自分は悪魔の存在になってしまいます。わけがわからないよ、な展開でありますが、これはまどかが「家族や友達と離れたくない」と言っていたことや、いずれキュゥべえが円環の理を解明しまどかを制御してしまうことへの対抗の意味があったんですね(多分)。
そしてまどかが転校生として学校にやってくるという逆の立場になったところで映画は終わります。
ほむらにとってはどうやってもうまい具合に欲望を満たすことはできないところが悲しいですね。何度も同じ時間をやり直しても結局自分の力だけではまどかを助けられずに逆にまどかを魔法少女として特別な存在にしてしまったことや、まどかの決断でまどかとどうやっても逢えなくなってしまったこと。そして今回の劇場版でも、ほむらがまどかと一緒に居たいという気持ちと、まどかの「全ての魔法少女を救いたい」という思いと反してしまいます。
ほむらは世界を作り替えて何回同じ時をやり直せば自分の望む世界にたどり着くことが出来るのか。次回作でもあったら少しは救われる結末になって欲しいですね。
それでは、まどマギ次回作でお会いしましょう。
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