秋川流域ジオの会講演会「赤色立体地図でみる秋川流域の面白さ」を聴講してきたよ

多摩

どうも、じゅじゅいちです。秋川流域ジオの会の講演会「赤色立体地図でみる秋川流域の面白さ」を聴講してきました。

秋川流域ジオの会の前身は「あきりゅうジオの会」でした。これは秋川流域のあきる野市、日の出町、檜原村でジオパーク化に向けて作られた会でした。しかしジオパーク化するにあたって行政側が費用面で断念し、新たにEツーリズムとして方針転換することになりました。これにより「あきりゅうジオの会」は解散し、「秋川流域ジオの会」として2019年に発足したということです。

今回は赤色立体地図を発明した千葉達朗先生の講演会ということで行ってみました。ジオの会の副会長と千葉先生は大学の先輩後輩の間柄ということです。

場所はあきる野市役所五日市出張所の3Fまほろばホールです。

参加料は資料代として500円です。

講演の内容としては前半は赤色立体地図のこと、そして後半は秋川流域の特徴についてです。赤色立体地図ができる前は陰影図や斜度図など立体的に描く方法はありましたがどれも問題点があり、それを解消する形で赤色立体地図が生まれたとのこと。この地図のおかげで高低差がわかりやすく地図化できたことが事例を通して理解できました。そしてネットの地理院地図で赤色立体地図を表示できることなども教えてもらいました。

後半は秋川流域の地形について。2019年の台風19号の災害で被害にあったところを地形に着眼した解説でわかりやすかったです。その他台風の被害にあった箇所なども地形をもとに説明してもらいました。地形と災害は密接に関わっています。まずは知ることが大事ですね。

それではまた次の講演会でお会いしましょう。

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