第32回多摩郷土誌フェアに行ってきたよ

多摩

どうも、じゅじゅいちです。去年に引き続き多摩郷土誌フェアに行ってきました。

会場は去年と同様、立川市女性総合センターアイム1階ギャラリーです。1月18日と19日の2日間開催されました。

図書目録。

今回購入した4冊の本をさらっと紹介。まず八王子市の「八王子城」(平成24年発行、平成26年改定・増補)は八王子城や城主の北条氏照を中心とした後北条氏の歴史に加えて、発掘調査の成果などが記されています。多摩を代表するお城なので城マニアには必携です。国分寺市の「武蔵国分寺のはなし」(平成26年発行)は聖武天皇の「国分寺建立の詔」から選地条件、分倍河原の戦いでの焼失などの歴史や、発掘調査の成果などが記されています。全国の国分寺の中でも最大級と言われている武蔵国分寺、国分寺マニアにおすすめです。東大和市の「多摩湖の歴史 普及版」(平成元年発行)は昭和51年に行われた約1ヶ月の発掘調査の記録や、多摩湖に沈んでいった村の歴史、建設をめぐる住民の動向などが記されています。建設計画の最終的な候補地としてはここと大久野村(現在の日の出町大久野)の2つの案があったそうですが、費用的な理由で現在の東大和市に決まったそうです。もし費用面で問題なければ日の出町大久野が湖の底に沈んでいた可能性もあったんですね。最後にあきる野市の「五日市憲法草案の碑 建碑誌」(昭和55年発行)は自由民権運動時代の五日市の様子や、千葉卓三郎や深沢権八を始めとした五日市学芸講談会がどのように憲法草案を作っていったかについて記されています。五日市憲法草案の全文も掲載されています。自由民権運動時代に生きた青年たちの熱い想いが感じられます。

あきる野市で購入したらオリジナルのトートバッグに本を入れてもらえました。去年もそうですが、あきる野市を紹介した冊子を同封していたりとサービス満点ですね。

とりあえずさらっと流し読みしましたが、今後一年かけてじっくり読み込んでいこうと思います。今回完売して購入できなかった羽村市の「玉川上水論集Ⅰ」は再販を期待したいところです。それではまた来年のフェアでお会いしましょう。

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