はけの道を歩く

多摩

どうも、じゅじゅいちです。小金井市のはけの道を歩いてみました。

「はけ」とは野川沿いの崖(国分寺崖線)周辺を表す言葉です。また崖の北側の台地に降った雨が地面にしみこみ、南側の低いところから流れ湧き水となって野川に流れ込んでいます。野川流域は縄文やそれ以前の遺跡があり、昔から多くの人々が生活していたそうです。

武蔵小金井駅南口から歩いて、たましん跡を曲がると「はけの道」です。

金蔵院があります。宗派は真言宗豊山派、本尊は十一面観自在菩薩。

明治時代には小金井小学校として利用され、大正時代には小金井村役場としても使われていたとか。

「はけの森」緑地があります。国分寺崖線があるのでこの辺りは階段が多いです。

はけの森美術館。洋画家の中村研一の作品を中心に展示されています。中村研一は代々木に自宅とアトリエがありましたが戦災で焼失。戦後は小金井に移り住んできたとか。

美術の森緑地。開園は午前10時から午後5時まで(冬季は午後4時まで)です。

湧水の池もあります。

はけを上がっていきます。

「美術の森緑地」の向かい側には「はけの小路」という遊歩道があります。

水路と並行して民家の脇を通っていきます。

はけの道に戻って更に進むとムジナ坂という坂があります。暗くなると化かされると言って怖がられたんだとか。

武蔵野公園の脇を通っていきます。公園は後で寄ります。

栗山遺跡と書かれた看板がありました。先土器時代の生活跡や土器が発見されたとか。

希少な植物の保全等の目的で閉鎖管理地となっている場所があります。

はけを登る「はけの森97階段」があります。その名の通り97段あるとか。

途中見晴らしスポットもあります。

隣りにある急な階段。こちらは旧階段という感じで80段だそうです。

ハケの上にある家。お城みたいです。

西武多摩川線に交差しゴールです。

坂マニアにはたまらない散歩道です。続けて武蔵野公園へ。

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