どうも、じゅじゅいちです。三鷹跨線人道橋に行ってきました。
すでに何回か来ているお気に入りの絶景スポットである三鷹跨線人道橋(以下、跨線橋)だが、昨年(2021年)撤去することが決まった。1929(昭和4)年に建設され今年で93年となり老朽化も進んでいることから跨線橋を保有するJR東日本は撤去する方針を決めた。
JR東日本は三鷹市に対して無償譲渡を提案していたが、年間3000万以上かかる維持費の捻出は困難で市側は辞退し、撤去の方針を受け入れたようだ。
三鷹市は文化的価値から橋の一部を保存できないかJR東日本と協議し、橋桁や階段の一部を残すことで合意したという。また記録映像の撮影を行うとのことだ。

跨線橋は三鷹駅から西に500mほどのところにある。太宰治もたびたび足を運んだらしく、友人を案内することもあったようだ。かなり傷んでいるが解説板もある。

跨線橋の南側から。

南側から北側を見る。全長は約93m。サビも激しい。

当時は鉄骨が不足しており明治から大正期の古レールを再利用しているとか。北側の一部(写真奥)だけ塗装が新しくなっている。

橋から西側の国分寺方面を見る。三鷹車両センターがあり、たくさんの車両が並んでいる。

東側の吉祥寺方面。建設当初は高層ビルもなく、広々とした武蔵野の風景を見渡せたという。

跨線橋の北側から西側を見る。

下から見上げる。高さは約5m。
今後は跨線橋から東に少し離れたところにある堀合地下道で線路を渡ることになる。跨線橋の解体時期は未定となっているが、あと何回見られるだろうか。
それでは。
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