あれがシリウス、ベテルギウス、プロキオン

僕は指さす冬の大三角覚えて空を見る(化物語ED風)♪

どうも、じゅじゅいちです。最近何故だか星を見上げています。やはり星は冬が綺麗ですね。ということで、星の知識が何もないところから見始めて、少し星座も分かるようになったのでメモがてらに書いていきます。

冬の南の空

▲冬の南の空

冬の星座と言えばオリオン座。探すときは真ん中の並んだ三ツ星が目印ですかね。上に二つと下に二つの比較的明るい星があります。左上の赤い星がベテルギウス、右下の明るい星がリゲルでそれぞれ一等星です。

ちなみに、一等星は全部で21個ありますが、日本で見られるのは15個、そのうち冬に見られるのは7個です。この明るさの分け方は古代ギリシャまでさかのぼります。明るさを元に星を分類するときに一番明るい星から肉眼で見えるギリギリの星を6段階に分けて明るいほうを一等星、暗いほうを六等星としました。もちろん整数しかありませんでしたが、後に明るさを定量的に計れるようになって1.4等星とか細かく表せるようになったみたいです。

三ツ星の上のあたりにはウルトラの星で有名なM78があります。そして下にはオリオン大星雲があります。冬の星座を探すときにオリオン座は目印になるのでまず最初に覚える星座ですね。

オリオン座の左下にひときわ明るく光る星がおおいぬ座のシリウスです。一等星と言っても明るさはそれぞれ違うわけでシリウスは恒星の中で太陽の次に明るい星です。詳細に表すとマイナス1.5等星なんですね。

シリウスとオリオン座のベテルギウス、オリオン座の左にあるこいぬ座のプロキオン、これらを結んだものが「冬の大三角」と呼ばれています。

プロキオンの上に二つ並んだ星があり、これがふたご座のカストルとポルックス。ふたご座ですがカストルが二等星、ポルックスが一等星なんですね。ギリシャ神話でカストルが兄でポルックスが弟ですが、兄は人間なのに対し弟だけが神ゼウスの血を引いているんだそうです。

天頂付近では五角形の形をした星座のぎょしゃ座があります。一番明るい星が一等星のカペラです。

オリオン座の右に明るく見える星はおうし座の一等星アルデバランです。さらに右に行くとプレアデス星団、日本で「すばる」と呼ばれている星の集まりがあります。「すばる」は「自ら集まる」という意味の「統べる」からきているらしいですね[要出典]。

冬の大六角

▲冬の大六角

冬の一等星のうちベテルギウス以外の6つの星をつなぐと「冬の大六角」、または「冬のダイヤモンド」と呼ばれています。

冬の西の空

▲冬の西の星

西に見える星座は有名なカシオペア座。その隣のアンドロメダ座、そしてペルセウス座、おひつじ座です。

冬の東の空

▲冬の東の星

東に見えるのは北斗七星で有名なおおぐま座。そしてしし座。

星を見やすいのはやはり月が出ていないときです。満月では二等星が限界でも月が出ていなければ三等星までくっきり見えたりしますからね。

月の動きですが、三日月だと夕方出て21時ごろ沈んでしまいます。新月から満月のちょうど真ん中の上弦の月では夕方から2時ごろまで。満月は一晩中。下弦の月は23時ごろ出て明け方までという動きをします。これって小学生並みの知識なんですね、すっかり忘れてました。もちろん星座が一時間に15度動くことも、一日で1度ずれることもすっかり忘れてましたね(てへ)。

冬の星座は綺麗ですので皆様も是非観察してみてはいかがでしょうか。

それではまた春の空でお会いしましょう。

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