2023年も早いもので今日一日を残すのみとなりました。
今年は多摩地域が神奈川から東京に移管されて130年となる節目の年でした。それを記念した様々なイベントも開催されました。
4月に統一地方選挙が行われ、選挙結果に時代の流れを感じました。5月には新型コロナが5類に引き下げられ、次々とイベントが復活し4年ぶりの開催となったところも多くなりました。
旧統一教会が問題となり、多摩市での施設建設に反対運動が起きています。PFAS汚染が発覚し、横田基地からPFASを含む泡消火剤が漏出したことが原因ではないかと言われています。
ビッグモーターによる街路樹枯死問題もあり、多摩地域でも立川市、青梅市、国立市、武蔵村山市、多摩市の店舗の街路樹から除草剤成分が検出されました。また六本木ヒルズにあった本社は多摩店に移転し、青梅店が閉店となりました。
Jリーグでは町田ゼルビアが初のJ1昇格となり、東京ヴェルディもJ1復帰を決めました。来季はFC東京と合わせて3チームともにJ1で戦います。
それでは今年最後となる多摩地域のニュースを見ていきます。
武蔵野市長選挙
【まとめました】武蔵野市長選って誰が出る? 主張は?経歴は? 12月24日投開票
武蔵野市長選 自公推薦の小美濃さん、339票差で初当選 裏金事件の逆風はね返す
当選 | 小美濃安弘 | 61 | (推薦)自民、公明 | 元市議 | 27,024 |
笹岡裕子 | 37 | (支持)立民、共産、れいわ、社民、等 | 元市議 | 26,685 |
菅直人元首相が引退を決め、市長の松下さんが後継になるため市長を辞職。
今回の構図:菅直人(衆議院議員引退)←松下玲子(市長から衆議院議員に挑戦)←笹岡裕子(市議から市長に挑戦)←菅源太郎(市議に挑戦)
結果は339票差で小美濃さんが当選。18年ぶりに自民系候補が武蔵野市長となる。笹岡さんは松下前市長の後継候補だったが敗れる。
笹岡さんは惜敗だが、前回の市長選では自民系候補に対してダブルスコアで勝利したということを考えると大きく動いた。前市長の後継候補ということで外国人の参加を認める住民投票条例案の問題や、市長が任期途中で辞職してしまったことなどが敗因だろうか。
松下前市長は衆議院議員を目指すが、自民候補は30代の官僚OGで厳しい戦いになりそうだ。
武蔵野市議会議員補欠選挙
当選 | 山崎 たかし | 自民推薦 | 前回落選 | 15,153 |
当選 | 菅 源太郎 | 立民 | 13,894 | |
ますだ 玲子 | 前回落選 | 10,383 | ||
鈴木 なりさ | 9,527 | |||
やなか 竜雄 | 前回落選 | 1,593 | ||
村上 あき | 1,306 |
今年の春に統一地方選挙が行われたばかりだが市長選挙のため市議の2人が辞職。2枠に6人が出馬。6人中3人が前回選挙の落選組。
山崎さんは前回次点で惜しくも敗れたが今回の補選でトップ当選。
菅さんは菅直人元首相の長男。51歳は二世としては遅咲きかなと思ったが、2003年と2005年の衆院選に岡山1区で出馬し落選していた。奇しくも鳩山由紀夫元首相の長男も次の衆院選に出馬となっている。
結果としては自民と立民が議席を分け合ったが、自民の方が票数は上ではある。
「青梅」から「青海」までの旅
こういう企画やるときにどこに降りるかってすごく悩むけど、東中野とは。ポレポレ東中野によく行ってたことを思い出す。
ごみ処理場のCO2を有効利用
ごみ処理場のCO2を有効利用 農作物の光合成促進 町田市などが実証実験
温室内などのCO2濃度を高くすることで農作物の光合成を促し、成長速度の向上と収穫量の増加を目指す。ごみの焼却などで生じる電気、熱、CO2の3要素を同時に有効活用。地方自治体にとっては、ごみの処理施設が主要なCO2の排出源。
CO2を利用するとは考えもしなかった。
ドローンのレベル4飛行で医薬品を配送
物流2024年問題などの課題に対応するドローン配送のビジネスを目指している。
ふるさと納税実質収支額
東京はほぼ真っ青。プラスなのは奥多摩町と檜原村だけ。
東京都の2050年総人口
2050年の東京…23区すべてで「高齢者が2割以上」と推計 足立、葛飾は3割超す 多摩地域23市も3割超
多摩地域でも8市では増加するんだ。
市制施行の要件は5万人以上となっているが、福生市と羽村市は5万人を下回りますね。一度「市」になれば人口が減ってもそのままでも問題ありませんが。
下水道事務処理ミスで消費税を過少申告
府中市、小金井市、日野市、青梅市で同様のことが起きている。インボイス制度で発覚するとは。
延滞税払ったとしても時効になった分を考えればトータルでプラスになっているのかな。
1月のイベント・ピックアップ
1/20(土)、1/21(日)@立川市女性総合センターアイム 1階ギャラリー
※武蔵野市、調布市、町田市、多摩市、稲城市、日の出町、奥多摩町、檜原村は不参加。
昭島市の新刊「小河内ダムの移転者たち」、武蔵村山市の「武蔵村山と鉄道-明治から令和まで-」、羽村市「玉川上水論集Ⅰ」を狙っていきます。
編集後記
それでは皆様、良いお年をお迎えください。
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