参院選2025 part.2

多摩

東京選挙区のそれぞれの候補者の得票率と順位を区市町村別に見ていきます。

都合上、島しょ部は省略します。基本的に多摩地域について触れています。

鈴木 大地

西多摩で特に得票率が高くなっています。荒川区、墨田区、小金井市が低めです。

区市町村別ごとの順位です。

瑞穂町、武蔵村山市、東大和市、東村山市、八王子市では公明の川村さんがトップとなっています。東久留米市、清瀬市、狛江市では共産の吉良さんがトップ。日野市、国分寺市、小金井市、武蔵野市では牛田さんがトップです。

さや

郊外ほど新勢力が伸びにくいと思っていたので西多摩でも得票率が高いのが意外でした。リベラル色が強い北多摩南部では低く出ているのは納得です。

国分寺市~杉並区のラインで順位が低いのが特徴。あと奥多摩町と檜原村。

さやさんに関しては小笠原村以外でトップになる区市町村がなかったのにもかかわらず、全体の順位では2位につけているのが特徴。

牛田 茉友

23区東部や北多摩南部で高い。

日野市、国分寺市、小金井市、武蔵野市では牛田さんがトップ。「リベラルベルト」強し。

川村 雄大

郊外で強く、都心で弱い傾向があります。当たり前ですが、公明党比例票も同じような傾向です。

主要候補のなかでは最も順位の振れ幅が大きいですね。瑞穂町、武蔵村山市、東大和市、東村山市、八王子市ではトップとなる一方、都心の千代田区、中央区、港区、文京区、渋谷区では10位以下になっています。

奥村 祥大

23区と北多摩で得票率が高めとなっている。同じ国民民主の牛田さんと大まかに同じ傾向。

八王子市、国立市、小平市、清瀬市、東久留米市では牛田さんを上回る順位。

小金井市では奥村祥大さん3位、牛山さん1位となっている。

吉良 佳子

瑞穂町が5.5%と多摩地域ではもっとも低い。清瀬市が12.7%、東久留米市が12.5%と大島町12.9%と並び東京都の中でも得票率が高くなっている。

東久留米市、清瀬市、狛江市では1位。

公明の川村さんほどではないが、共産の吉良さんも順位の振れ幅が大きい。ただ下限は吉良さんのほうが上。

塩村 文夏

北多摩で得票率が高い傾向。

参考までに立民のもう一人の候補の奥村政佳さん。ほぼ同じような傾向だがさらに23区で取れていない。

多摩市で2位が最高。多摩市は毎回、野党と言う括りではなく「立民」が強い。今回当選した7人で唯一トップがとれていない(さやさんは小笠原村でトップ)。23区で取れてないのが痛いですね。

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