2020年都知事選を見る

多摩

どうも、じゅじゅいちです。2020年都知事選を見ていきます。

予想通り現職の小池氏が圧倒的で勝利しました。自民・公明が自主投票ながらもかなり支持に回ったようです。無党派層もかなり小池氏支持に傾いた模様です。2位については個人的に山本氏が来ると思っていましたが、宇都宮氏が立民・社民・共産などの野党の票を固めていきましたね。熊本県副知事だった小野氏は未知数ながらも維新の支持もあり4位につけてきました。

上位6名の投票割合を出してみました。赤いところが東京都全体の割合より10%以上多いところ、濃い赤が20%以上です。逆に10%以下が青、20%以下は濃い青で表しています。黒枠で囲ったところは順位が逆転しているところです。都心と郊外で顕著に差が出ていると思います。

まず小池氏はどの自治体でも5割を超えています。そして西に行くほど小池氏支持率が高くなっています。西多摩や島しょ部ではほぼ一強といった感じです。その逆に、小野氏は都市部で強く、西に行くほど低くなっています。特に都心3区では宇都宮氏を抑えて2位につけています。

都心、副都心に加えて城南、城西で小野氏が強い傾向があります。同じ23区内でも城東、城北ではさほど強くなく、小池氏に分散しています。北多摩では比較的宇都宮氏が高いようです。それでも西に行くにつれて小池氏が強く出ています。西多摩や島しょ部では小池氏一強の様相を呈しています。御蔵島村だけは独自路線ですね。

宇都宮氏と山本氏の票を合わせて約24%、前回の野党統一候補の鳥越氏が約20%なのでその辺りが現在の野党の限界といったところでしょうか。無党派層だけでなく、野党支持層も小池氏に流れているようなので、取りこぼしのなく無党派層も取り込める候補者の擁立が今後の課題ですね。とても難しいですが。

小池氏の2期目ですが、国政復帰が懸念されますが、多摩格差ゼロを実現してもらいたいですね。多摩モノレールも箱根ヶ崎駅まで延伸が実現しそうですが、町田の方にも延伸してもらえると少しうれしいです。現状、立川から行くとかなり遠回りですからね。西の方では交通、道路、河川などインフラにまだまだ強化の余地があると思っています。観光や移住にしてもそこが重要ですからね。

それでは次は衆院選でお会いしましょう。

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