秋留台公園を歩く

どうも、じゅじゅいちです。あきる野市にある都立秋留台公園を歩いてみました。

まずは瀬戸岡古墳群から。都指定史跡です。径約300mの範囲に50基ほどの小規模な古墳が分布する古墳群です。古墳からは焼骨が入った蔵骨器が発見されました。日本で火葬が始まったのはだいたい8世紀に入ってからなので、それ以降に造られたものとされていました。現在では古墳が造られた年代は7世紀代と考えられ石室が後世（8世紀末～9世紀初頭）に再利用されたものと考えられているそうです。

フェンスで囲まれていて、「瀬戸岡歴史環境保全地域」に指定されています。全域が民有地だそうです。

石が積み上げられているところもありますが、散らばっていた石を積んだそうです。

続けて小宮神社へ。祭神は伊邪那岐命。武蔵七党の一つ、西党の平山季重によって創建されたと伝えられています。また小宮上野介憲明が奉納した梵鐘は国認定重要美術品です。

木を伐採した跡がありますね。

境内にあった木をほぼ伐採したようで、見晴らしが良くなっています。

滝山街道沿いに中村酒造があります。清酒「千代鶴」の蔵元です。

西秋留石器時代住居跡があります。国指定史跡です。縄文時代後期の敷石住居跡が狭い範囲にまとまっているものはほとんど無かったということで国の史跡に指定されたとか。フェンスで囲まれていて解説板と石柱があるのみです。

秋留台公園へ。多摩川の支流である秋川と平井川の間にひろがる秋留台地のほぼ中央に位置しています。

大きな木が迎えてくれます。

この公園のシンボルのような展望台。

展望台から見渡したところ。写真中央にあきる野市役所も見えます。

広い競技場もあります。三種公認陸上競技場に区分されています。陸上競技場には1種から4種までの区分があり、1種は全国規模、2種は地方の主要な大会などに使われるらしいです。

いい感じの遊歩道。

コスモスの丘。

芝生広場。こちらではバーベキューもできるようです。今までは予約の必要はなく当日の手続きで利用できましたが、2020年11月からは事前予約制になるとのこと。無料で利用できます。

これで多摩地域にある都立公園はほぼ制覇しました。次は市町村立公園ですかね。それではまた次の公園でお会いしましょう。