大國魂神社すもも祭に行ってきたよ

多摩

どうも、じゅじゅいちです。

府中市の大國魂神社すもも祭に行ってきました。

毎年7月20日が すもも祭 です。源頼義・義家父子が安倍氏征伐(前九年の役)の途中で大國魂神社に戦勝祈願をし、勝利後に戦勝お礼参りをしたとか。そのときに すもも をお供えしたのが起源らしいです。境内には普通の屋台とともに、すもも が売られていました。

すもも祭当日だけに頒布される からす団扇です。これ欲しかったんですよ。五穀豊穣・悪疫防除・厄除のご利益があり、この団扇で扇ぐと害虫は駆除され、病気は治り、また玄関先に飾ると魔を祓うとか。平安時代に編纂された神道の資料である「古語拾遺(こごしゅうい)」に書かれているそうです。

境内にある「ふるさと府中歴史館」です。入館無料です。1階は国府資料展示室になっていて国府関連の展示があります。奈良時代の国府の風景をCGで再現したヴァーチャルツーリングなどもあって自分で操作しながら国府の様子を体験できます。2階には公文書史料館・公文書史料展示室があります。公文書の保存は大事ですね。百年前の今日の日付の新聞も展示してありました。また特別展示として「住民票」についての展示がありました。江戸時代は勘当されると戸籍から外され、罪人扱いとなったそうです。また時代が下ると次第に家族が同じ場所に住むことが当たり前のことではなくなったため、戸籍とは別に住民票ができたとのことでした。

大國魂神社から少し離れたところに府中高札場があります。高札場は江戸時代に法令を民衆に周知させるためにかかげた板札のあった場所です。

東京都指定旧跡です。

甲州街道沿いにあります。

武蔵国府跡です。7世紀後半から8世紀前半に造営されたと考えられる武蔵国府の国司舘と、1590年に造営されたと考えられる徳川家康の府中御殿が置かれた場所です。国司館とは都から武蔵国の国府に赴任してきた国司の執務室兼住宅が置かれたところだそうです。府中御殿では家康、秀忠、家光の三代にわたって鷹狩の宿舎などに使われていたとか。

国史跡です。

国司館復元模型もあります。主殿や脇殿などを10分の1のサイズで復元したとのこと。

それではまた次のお祭りでお会いしましょう。

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