どうも、じゅじゅいちです。
武蔵国二宮である二宮神社に行ってきました。武蔵国では六宮までありますが、そのうちの二宮がこの二宮神社です。一宮、二宮、三宮などと国ごとに決められていたようです 。武蔵国ではこれらの分布は武蔵七党の分布に関係すると言われていて、ここは西党の影響下にあったようです。先日訪れた大國魂神社は武蔵国総社とされ、ここで一宮から六宮までまとめて参拝できるというとてもお得な設定の神社です。
古くは小河神社や小河大明神と呼ばれていました。昔このあたりが多摩郡小川郷と呼ばれていたことに由来するようです。ちなみに明治の初期までここは二宮村でしたが、隣には小川村が存在していました。小川郷が由来すると思われます。
祭神は国常立尊です。あまりメジャーではないと思いますが、日本書紀においては最初に現れた神様とされています(古事記においてはさらに先に現れた神様がいます)。天地開闢のときに現れた七代の神、神世七代の一代目であり、七代目は日本の国土を創り出した「国産み」と、アマテラスなど多くの神様を産んだ「神産み」で有名なイザナギ・イザナミです。
場所はあきる野市です。JR五日市線の東秋留駅を右に出てロータリーの前の通りを右折してそのまま歩いていくと鳥居が見えてきます。

階段を登ると開けた場所に出ます。



二拝二拍手一拝と書いてあるのでそれに従います。
階段を降りて道路の向かい側には「二宮神社お池」があります。

東京都選定「東京の名湧水57選」に選ばれているほどの綺麗な水です。鯉が泳いでいました。

「雨乞いの男」という笛を吹いている人の像があります。昔ここで雨乞いをしていたということです。
皆様も武蔵国二宮を参拝してみてはいかがでしょうか。それでは次の神社でお会いしましょう。
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