多摩川ふれあい水族館に行ってきた

多摩

昭島市の多摩川上流水再生センター内にある多摩川ふれあい水族館に行ってきた。

中神駅からは徒歩30分程度。駐車場もあるので自動車で来たほうが無難。

開館日は平日のみ。入館料は無料。

水族館と言っても4つの水槽があるのみ。イワナ、ヤマメ、アユなど多摩川にいる魚を展示している。

水再生センターの説明もある。各家庭から出た水が下水道管を通して水再生センターに運ばれ、ゴミを取り除き、微生物が汚れを食べ、塩素で消毒し川に流している。

展望台もある。2階の事務室で記帳すると誰でも無料で展望台に行ける。最上階までのエレベーターはないので、116段の階段を上がっていく。

最上階到着。四方がガラス張りで360°見渡せる。

西側。第一、第二沈殿池がある。運が良ければ富士山も見られるとか。

北側。入口側で駐車場もある。

東側。ろ過施設などがあり、右側にある放流口へ流れていく。

南側。多摩川の対岸には八王子水再生センターもある。

水処理の流れ。

対岸の八王子水再生センターと繋がっている。

水再生センターまでの下水道管の図。

処理区域は青梅市・昭島市・福生市・羽村市・瑞穂町と立川市・武蔵村山市・奥多摩町の一部。

ちなみに対岸の八王子水再生センターの処理区域は八王子市・日野市・昭島市・羽村市の一部とあきる野市・日の出町・檜原村の大部分となっている。

水族館と言うにはミニサイズだが、展望台があり360°見渡せて景色がいいので近くに来た際は寄ってみてもいいかも。

周囲を散策すると八高線列車衝突事故モニュメントがあった。

1945年8月24日に上り下りの列車が正面衝突し、少なくとも105名が亡くなる事故があった。二対の車輪は衝突車両のものと思われることから2004年に設置したとか。

アキシマクジラの説明板。この近くにある多摩川河川敷から見つかっている。

多摩川を渡る八高線。

少し上流側にある「平の渡し跡」。八王子市平町(たいらまち)と大神町の間にあった渡し場。徳川家康が落城後の八王子城を視察した後、ここを通って川越方面に向かったと言われている。

それでは。

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